こんにちは。ローカルワークスインターン生の佐藤です。
今回は弊社代表取締役の清水さんにインタビュー第二弾!ということで、 清水さんがローカルワークスの創業に至った背景や今後のローカルワークスのビジョンを語っていただきました。
清水さんの「生の声」をそのままお届けします!
【代表プロフィール】
名前:清水勇介
経歴:米国オレゴン州立大学経営学部卒業。
株式会社ラクーン、株式会社IDOM等のベンチャー企業にて経営企画や新規事業開発、株式会社コーポレイトディレクションにて経営コンサルティング業務に従事。
その後、株式会社グリーンイノベーションズホールディングス取締役副社長を経て、株式会社ローカルワークスを設立。
「リアル×インターネット」という領域で、中小企業を支援したい
なぜローカルワークスを創業しようと思ったのですか?
昔から「インターネット×リアル」という領域で、中小企業を支援するビジネスに興味があったから。
父親が個人事業主だったのもあって、中小企業が子供の頃から身近だったんだよね。高校を卒業したくらいのタイミングでメールが普及して、大学生の時にはWindows95が発売されて。
そんなことがあってインターネットにすごいハマった(笑)
大学在学中は通販サイトを作って日本にナイキのシューズを輸出するビジネスをしたりして、そんな中でだんだんとインターネットの可能性を感じるようになっていったんだよね。
ただ、インターネット色が強いものはあまり好きじゃなかった。
FacebookやGoogleのようなインターネットサービスというよりも、リアルとインターネットが融合したビジネスに関心を持つようになっていって。
新卒ではラクーンという「B2Bの楽天」のようなことをやっているスタートアップに入社したんだよね。情報を流通させるだけにとどまらないリアルのビジネスは、市場規模も大きいし、なにより自分の感性に合ってると思う。
ローカルワークスの前職はリフォーム会社で副社長をやっていて、そこで初めて建設業界に触れた。
実際に見てみるととんでもない世界だなって思った(笑)業者は非常にいい加減で、すぐ人のことを騙すし、金も払わず逃げることもあるし。
そんなところに非常に課題を感じるようになっていって、これを正しくしていきたいなと思うようになった。だからローカルワークスを創業したんだよね。
創業当時はやはり大変でしたか?
もちろん大変だった(笑)
最初はサービスすらない状態で、知り合いから人を紹介してもらって手伝ってもらってた。
だけどある時知り合い経由でVCを紹介してもらって、そのCFOとSkypeで面談して15分くらいで投資が決まった。それでちゃんと人を雇えるようになっていったんだよね。
テクノロジーとアイデアで建設業界をアップデートする
ローカルワークスの実現したい世界を教えてください
僕たちは「テクノロジーとアイデアで建設業界をアップデートする」というビジョンのもと、信頼性の可視化と仕組みを変えることで中小零細企業の支援をしていきたい。
建設業界というのは昔からブラックボックスになっていて、どの業者がよくて、どの業者が悪いという信頼度合いがわからない。
建設業界は下請けを使う文化があり、工事を下請けに丸投げしてしまっている業者もいる。新築はできるけどリフォームはできないみたいな業者もいる。
リフォーム業者でも、対応できること、対応できないことが業者ごとに細かく決まっているんだよね。だけどその業者ごとの細かい情報はまだまだ可視化されてない。
このブラックボックスをテクノロジーの力でオープンにしていこうというのがローカルワークスがやりたいこと。
そんな課題を解決するために、僕たちは建設業者のデータベースを作ることで、業者目線では真面目に仕事を行う業者が適正に評価されるサービスで、顧客目線からは業者選びに失敗しないようなサービスを作りたいんだよね。
全国130万の建設事業者がどのようなスキルがあって、どのような施工体制で、どういうことが得意なのかとかのデータを集積していく。
ローカルワークスの強みは、ネット上で業者を開拓できることと、業者の良し悪しをしっかりと見極めることができること。
今後もリフォーム領域にとらわれずに、お客様に合った業者をマッチングさせるサービスを展開していきたいと考えてる。
あと、建設業界は下請け構造が5次請けくらいまで深くなっていて、非常に無駄が多い。階層が下になるにつれて、利益が残らなくなってくるんだよね。これは江戸時代から続く風習で、なかなか変えることができない。
リフォマやローカルワークスサーチの大きな提供価値は、依頼者と従来の下請け業者をダイレクトにマッチングさせること。
施主さんは安くリフォームを依頼できるし、業者は元請けとなることで下請けよりも大きい利益を確保できる。それが僕らのサービスのコアバリューになってる。
おわりに
清水さんへのインタビューは全部で1時間半にも及びました。
清水さん、本当にありがとうございました!