大学を卒業後6年間、早朝から深夜までハードに仕事をしていたキャリアウーマン。
ディスプレイ制作会社とオーダーキッチン制作会社を経て結婚、 出産を機に会社選びの軸が変わった彼女。
なぜ彼女は子供が生まれてからスタートアップ企業に転職をしたのか、仕事と家庭の両立はできたのか……。
今回はローカルワークスCS部門で活躍する、修行さんに密着をしました。
「ハードな仕事はやりがいがあるものの、結婚を機に家庭と仕事の両立を課題として感じるようになりました。」
ー今の業界を選んだ理由と経緯を教えてください。
大学は経済学部でしたが、在学中に興味があったインテリアコーディネーターの資格を取ったことをきっかけに、空間づくりに携わる仕事がしたいと考えるようになりました。
そこで、イベントディスプレイを企画・製作する会社に入社しました。
予想通りのハードな仕事で、 当時は早朝から深夜まで働いていましたが、個人に任される範囲が広く、やりがいを感じる仕事でした。
また、とにかく現場で学べという方針でしたので、沢山の失敗を通しながら、クライアントから上手く要望を聞き出す方法や、協力業者さんとの折衝方法・スケジュール通りにプロジェクトを進めるにはどうしたらよいかなど、身をもって仕事の基本を学べた貴重な期間となりました。
6年間勤務し、もっとものづくりに近い仕事がしたいと思ったこと、また 結婚を機にライフスタイルが変わり、家庭と仕事の両立を課題として感じるようになった こともあり、社員数名の小さなオーダーキッチンの製作会社へと転職をしました。
“上質なものを丁寧に”作る仕事はとても充実していましたし、綺麗に仕立てられた空間づくりに自分も携わっているんだ、と日々喜びを感じていました。
作業に追われ、育児に費やせる時間を犠牲にしていた日々…
—仕事と家庭の両立を目指す際にどんな課題がありましたか?
現場に近い位置で仕事をする機会に恵まれ、ものづくりに携わることが出来ましたが、常に目の前の案件、納期との勝負で、 「作業」だけに追われていた のも事実でした。
子育ての面では、土日に子どもを預けて打合せに参加しなければならないなど、仕事に費やす時間の融通が利かないために、 育児に費やせる時間を犠牲にする ことも発生していました。
今後長く、仕事と子育てを両立していくために必要な、 時間をコントロールしながら働けて、且つビジネスパーソンとしての成長も見込める環境が必要だと感じていたんです。
仕事と子育て、どちらも諦めず成長し続けることができる環境を探した結果
—その後、ローカルワークスに転職しようと決めたきっかけはなんですか?
子どもが産まれ、さらに家庭での時間を割く必要が出てきたこともあり、 仕事と子育て、どちらも諦めず成長し続けることができる環境を探していました。
その中で、 ローカルワークスに出会いました。
ローカルワークスでは、 Slackというツールを使って情報共有をし、常に会社単位でコミュニケーションを取ることができます。
子供の事情どうしても仕事を休まなければいけなくなっても、不在時のプロジェクト進行状況の共有ができるため、みんなでフォローしあっているように感じます。
急な事態にでもフォローが可能なのが前に働いていた企業との大きな違いです。
さらに、ローカルワークスには、 会社の文化として責任を持った自由さがあります。
責務を果たすことを前提に出社時間、働くスタイルは自由です。現在お腹に子供もいるので、午前中は自宅から仕事をしたり、早く帰ったりできるのは有り難いです。
場所や時間にとらわれない働き方が実現できるようになりました。
また、前職を通じて表舞台の華やかな世界を裏方で支える沢山の 職人さんたちへの感謝の気持ちを強く持っています。
サービスの成長を通じて、その方々へのささやかな恩返しをしたいと思ったのも入社の決め手になりました。
これから色々な角度からサービスの改善を行い、沢山の人に使ってもらえるサービスを育てていきたいです。
「出会うはずのなかった人たちが出会う」というやりがい
—ローカルワークスでの仕事を教えてください。
customer success (CS) ポジションにて、依頼者から見積依頼をうける業務を行っています。
またサービス自体をもっと良くしていくために、日々アイデアを出し合って様々な施策に取り組んでいます。
依頼者からの依頼内容に対して、「どういう工事なのか」、「何をどうしたいのか」など質問をして、工事のイメージができる状態まで聞き出していき、加盟店に情報を配信します。
この電話の時は、 ヒアリング項目に従って主語述語をはっきりさせていきます。
私はキッチンについて知識を持ち合わせていますが、他施工依頼について、わからない用語や不明確なことは都度学んでいく必要があり、日々学ぶことが多いです。
ヒアリング業務のあとは見守る形ですが、依頼主と加盟店の連絡が滞ったりした際には、CSが仲介の役割を果たします。
このとき、1件ずつ連絡を取って解決を目指していくのですが、同時にどうしたら根本的に問題解決ができるのかを考え、仕組みとしてサービス改善をすることも私達の役目です。
お客様それぞれの要望に臨機応変に対応し、電話だけでお客様に信頼していただくレベルの高い業務ですが、無事工事が完了した時は、とてもやりがいを感じます。
もともとは出会うはずのなかった人たちが、出会うことができたかもしれないと思うんです。
リフォマという仲介役として感謝された時もやはり嬉しいですね。
日々自分が役に立っていると感じながら仕事ができていますか?
—新しく仲間になる人へ一言お願いします。
建築業界は非効率的で、アナログな作業も多い業界です。
そこに問題意識を持っている方は日々 自分が問題解決の役に立っていることを感じながら仕事ができる と思います。
私は前職の時から一緒に仕事をしてきた職人さんの環境をよくしたいと思って働き始めましたが、仕事を通じてきっと貢献できていると実感しています。
また、 責任が伴った自由な環境があるため、家庭を持っている人もローカルワークスなら働きやすいと思います。
子供ができてからここに転職して、ライフワークバランスを保ちながら働いてこれたと感じていますし、新たに子供も授かり充実した毎日を送らせていただいています。
様々な分野でキャリアを積んできた方々、そして、やりたいと言えばなんでもやらせてもらえるような職場環境がここにはあるので、是非積極的に頑張ってくださいね!