こんにちはローカルワークスの岩間です。
コロナの影響により、リモートワーク(在宅作業)中心の生活になったり、外出をできるだけ控え、人との接触が大幅に減った人が多いもでしょう。
その中で、友だち・社員同士が自宅からパソコンなどで参加できるオンライン飲み会が注目されています。
今回は実際にZoomでオンライン飲み会を開催した経験から、オンライン飲み会を楽しむためのコツ・工夫や注意点をまとめてみました。
また、オンライン飲み会に便利なツールなども紹介してますので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜオンライン飲み会をやったのか
弊社ではコロナ感染対策のため、全員がリモートワークにシフトしています。リモートワークの長期化が現実的になる中、弊社の開発週次ミーティングで「リモートでもコミュニケーションを円滑にとるためにどうすべきか」という議題が上がりました。
そこで、その解決の1つとして「オンライン飲み会をやってみよう」ということになり、オンライン飲み会を試すことになりました。
オンライン飲み会に対して私達が行った工夫
人数が限定する
リアルで集まる飲み会とオンライン飲み会との違いは、会話に参加できる人数です。リアルの飲み会で、たとえば8人で実施した場合、席ごと(4人・4人)のような近い人同士で会話のグループができやすいです。
一方、オンライン飲み会の参加人数は、基本的にひとつの会話しか成立たたないので、4〜6人が妥当だと思います。
実際に、今回のオンライン飲み会では参加者を6人で実施しました。
ただ、人数を限定したことにより、ある程度の会話は円滑に進んだと思っていたのですが、参加者からは「6人でも聞き手が会話に割ってはいるタイミングが難しい」という感想がありました。
なので、オンライン飲み会での参加グループの人数は、6人より少ない人数にする必要があるかもしれません。
顔が見えるツールを使う(zoomを使用)
弊社ではWeb会議ツールとしてZoomとSlackの2種類を使用しています。ZoomとSlackの主な違いは、Zoomの方が画面共有しても顔が見れることです。
Slackは、部署や業務ごとにチャンネル作成、相手がメッセージに気付きやすいメンションシステムなど、コミュニケーションには非常に便利な機能が豊富ため多くのIT企業で使用されています。
ですが、Slack電話で画面共有した場合には、相手の映像が映らないため、顔を見ることができないというデメリットがあります。
顔が見えないと「話を聞いているのか」などのリアクションが相手へ伝わりにくいため、話し手は心配になる可能性があります。
実際に、顔あり・なしの会議では顔ありの会議の方が、親しみがあって話しやすいという声もありました。
そのため、今回のオンライン飲み会では画面共有しても顔が見れるツールZoomを使用しました。
ただ、Zoomのオンライン電話ではフリープラン契約で複数(3人以上)で使用した場合、40分の使用時間制限があります。
ですので、弊社の開発のミーティングでは、SlackかZoomのどちら使用するかを検討中しています。
事前に話すテーマを決める
オンライン飲み会を行う前に話すテーマを決めるのも今回行った工夫の一つ。
前述のとおりオンライン上では会話への割り込みしにくいために、話す内容の切り替えが難しいと考えました。
実際に、ミーティング中でも同時に複数人が話すと聞き取りづらかったり、ネットワークの状態によって音声の乱れや遅れが生じることがあるため、対面に比べてより集中して聞く必要があります。
そこで今回の飲み会では、聞き手が話し手の会話に割り込みやすくなるように、事前に話すテーマを決め、複数のテーマを順繰りに回す工夫することにしました。
これによって、話し手の会話が仮に音の乱れや遅れに影響を受け、会話の内容が理解できなくても、事前に決めた複数のテーマを見れば、聞き手は飲み会上で話している大まかな内容を把握することができます。
しかし、実際にオンライン飲み会を行った感想として、テーマが仕事よりに偏っていたため、「なんか飲み会っていう感じがしなかった」という意見がありました。
なお、弊社で行ったテーマ以下の通りです。
リモートワークの課題について
- オンライン通話で使うツール
- ミーティングの顔出し
miroを使ってみたい
雑談を増やすことの仕組み化
- 小さいコミュニティを増やすと活性化しやすのでは?
- グループチャットにおける当事者意識
確かに、飲み会ならではのゲームや雑談話がほとんどなく、飲み会というよりはミーティングに近い感じます。
そのため、次の飲み会ではこの経験を生かし、トークテーマに遊びの部分入れて、充実な時間を過ごせるオンライン飲み会にしたいと考えております。
オンラインホワイトボードツール miro を使う
今回のテーマをまとめるツールにMiroというツールを使用しまいた。
聞き慣れないツールだと思いますが、Miroとは、オンラインホワイトボードサービスというキャッチフレーズで呼ばれ、ホワイトボードを使って実現できる様々なことをオンラインで使用することができるツールです。
Miroの利便性としては以下の通り。
- 共同編集
- 手書き機能
- 直感的に操作しやすい
一番のよかったポイントは共同編集です。 オンライン上で複数人でリアルタイムに編集が可能になります。
みんなで付箋をペタペタ貼ったり、付箋を移動させたり、実際のホワイトボードを使っているのと変わらない感覚で作業できます。
また、実際に使用してみた感覚として、直感的に操作しやすくだれでも簡単に利用できるツールと感じました。
ただ、ツールの説明や使用表記が英語で記載されているため、人によっては使い始めるのに敷居が高いと思う方もいるかもしれません。
弊社でのmiroの使用用途は企画書整理やローンチの時に使用しています。またまだ使い慣れていない部分はありますが、今後も業務で活用していきたいと考えております。
まとめ:オンライン飲み会の感想
今回のオンライン飲み会の感想としてはとても学びが多かったです。
2つのビジネスチャットツールついての議題や、Miroを使用してのテーマ仕分け、オンラインでの会話の難しさなど、非常に学びが多く新鮮な気持ちになりました。
最後に個人的の意見として、共有画面を表示しても顔が見れるzoomの使用して感じたメリットの一つとして、顔がみれた方が伝わる情報が多いと思いました。
顔が見れることで、「昨日からこの人具合悪そう」や「今日は調子良さそう」など具体的に相手の状況・情報が伝わります。その情報から、相手に合わせた内容や、話のきっかけ作りなど、会話の幅が広がると感じました。ただ、業務ではZoomとSlackどちらのツールも、オンライン上でのコミュニケーションには非常に便利なので、両者の長所を生かしてこれからも使用していきたいと思います。